- 2021年12月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年4月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年10月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年3月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 令和3年度 国際理解講演会「アイスランドにおける男女平等の取り組みに学ぶ」
- ペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使、大使夫人らがハイエックを訪問
- 「留学生ふれあい交流 in しりべし」
- 北海道在住外国人緊急支援プロジェクトがスタートしました!
- 3月24日(水) ハイエック理事会開催
- 3月20日開催 第3回北方圏講座ONLINEセミナー「新・北方圏交流時代の道しるべ~ 北欧に学ぶ ~ 北欧と結びコロナ後の北海道を考える」
- 「北海道多文化共生アワード2020」表彰式を3月18日(木)に釧路市で開催しました
- 令和2年度北海道出身海外移住者子弟留学生の中野ガブリエル寿則さん(ブラジル)と北海道海外技術研修員の鶴めぐみさん(ブラジル)が、3月19日に修了式を迎えました
- 第9回 北海道で考える北東アジア国際情勢シンポジウムを実施しました 2021年3月15日(月)
- 3月1日(月)に道とHIECCが準備を進めている「災害時外国人支援の協定締結」に向けた勉強会を実施しました。
- 北海道災害支援多言語サポーターオンライン研修会を2月28日(日)に開催しました
- 新しい韓国総領事・中国総領事、昨年末に着任 ~ HIECC越前専務理事が表敬訪問 令和3年2月17日
- 令和2年度北海道出身海外移住者子弟留学生の中野ガブリエル寿則さん(ブラジル)と北海道海外技術研修員の鶴めぐみさん(ブラジル)が、1月29日に道庁総合政策部国際局長を表敬訪問しました
- 令和2年度第2回北方圏講座ONLINEセミナー 新・北方圏交流時代の道しるべ「北欧に学ぶ~北欧と結びコロナ後の北海道を考える」~「スウェーデンの新型コロナウイルス 感染対策からニューノーマルのヒントを学ぶ」
- 北広島市、倶知安町にて多文化共生講演会を開催しました
- 令和2年度 北海道海外技術研修員の鶴めぐみさん 研修スタート
- 孫振勇・中国総領事の離任に際し、ハイエック役員が表敬訪問を行いました
- 令和2年度第1回北方圏講座オンラインセミナー「スウェーデンの新型コロナウィルス感染対策を考える」を開催しました
- 北海道における新型コロナウイルス感染拡大による外国人材への影響調査報告書
- 令和2年度HIECC通常総会が開催されました
令和3年度 国際理解講演会「アイスランドにおける男女平等の取り組みに学ぶ」
12月3日(金)15時から17時まで、日本では遅れているジェンダー平等の取り組みについて、先進国アイスランドの状況を紹介し、ジェンダーバランスの平等化について発言を続けている安田菜津紀さんを迎え視聴者とともに考えました。セミナーはアイスランド女性権利協会事務局長 ブリュンヒルドゥル・ヘイダル・オグ・オゥマルスディットル 氏へのインタビューを事前録画し、日本語音声を付けて流し、その内容をもとに安田菜津紀さんがコメントするという内容。
ブリュンヒルドゥルさんは「女性進出のカギとなるのは、政治決断。思い切った政策転換を行うことで一気に状況が変わったのがアイスランド」などと話し、安田さんは「日本は様々な分野で男女平等の取り組みが遅れている。政治の世界にクォーター制度の導入など、思い切った改革も必要」などとコメントしてくれました。
視聴者からの質問も受け付け、意見交換が活発に行われました。
セミナーの模様は下記Youtubeから視聴可能です。
ペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使、大使夫人らがハイエックを訪問
10月18日午後にペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使、大使夫人らがハイエックを訪問しました。
オルパナ大使はフィンランドのサウナブランド「ハルビア」と日本総代理店契約を結んだ暖房器など輸入・販売の「バーグマン」のサウナ専門ショールームのオープン記念式典参加のため来道。2019年にフィンエアーの新千歳ーヘルシンキ線開通記念に北方圏講座で講演いただいた縁で、道庁、札幌市への表敬訪問後にHIECCにお立ち寄りいただきました。
当日は冷え込み、車を降りた大使は開口一番「ヘルシンキに戻ってきたみたいです」と微笑み「私が生まれたラップランドよりはずいぶん暖かいです」と大使夫人もご機嫌なご様子でした。
ハイエックの辻泰弘会長がフィンランド語で出迎え「北方圏センター時代からフィンランドとは長い交流の歴史があります。オウル市の産業クラスター構想は北海道の地方でも採用され、最近では北の森づくり専門学院がフィンランドの技術を取り入れ授業を行うなど、フィンランドとの交流が息づいていることを実感しています」と挨拶。オルパナ大使は「フィンエアーの直行便が再開すれば、様々な点で共通点がみられる北海道は6番目の北欧と考えてもいいと考えている。4月以降の再開を目途に、サウナ、観光、経済交流を視野に大使館から情報発信をしたく、是非HIECCに協力いただきたい」とお話しされました。
辻会長からは小樽グラスの大皿を贈答し、オルパナ大使夫妻がガラス工芸も盛んなフィンランドの製品との類似性を指摘する一幕もありました。
大使一行は北海道滞在中、伊達市大滝地区やサウナブームに沸く十勝方面を訪問する予定とのことです。
「留学生ふれあい交流 in しりべし」
秋が少しずつ深まってきた10月16日(土)~17日(日)、「留学生ふれあい交流 in しりべし」を実施しました。当日は、紅葉の映える秋晴れの中、本道在住で国や大学さまざまな外国人留学生22名(17ヶ国・地域)が参加しました。
1日目は、京極町ふきだし公園と倶知安町風土館を訪れ、ニセコ地域の豊かな自然や文化、歴史を学び、午後には、男爵いもを使った「いももち」とバターづくりを体験しました。
2日目は、黒松内町の中学生や町民の皆さんとの交流会に参加。町の特産のもち米を使った本格的なもちつき体験等を通し、心温まる交流会となりました。午後からは、NPO「黒松内ぶなの森自然学校」の方にガイドしていただき、特別天然記念物・北海道遺産の「歌才ブナ林」トレッキングを体験しました。
地域特有の文化に触れ、自然体験や地域の方々との交流により、留学生たちは広く北海道を知り、互いの友好と親睦が深まった2日間となりました。
参加者からは、「初めての北海道内を旅行で、美しい自然や地域の方と会ったり、北海道について多くのことを学びました。コロナウイルスで作れなかった友人がたくさんできました。」、「地域の方といろいろ話が出来て、ふつうの観光だと知れない面白い話も聞けて交流出来ました」、「交流内容が面白かったので時間が足りませんでした。コロナであまりこのようなツアーがなかったけど、留学生活の楽しさを初めて味わいました。また参加したいと思います。後志最高です!!」との声が聞かれ、秋の北海道を心ゆくまで楽しんだようです。
今回の体験を通して、家族、友人など、より多くの人々に、北海道の魅力を伝える“北海道サポーター”として活躍してくれることを期待しています。
北海道在住外国人緊急支援プロジェクトがスタートしました!
HIECCでは、今年度、新型コロナウイルスの影響を受け、収入が減少したり、生活困窮などに直面している外国人に対し、緊急的な人道支援(食料支援、しごと支援、日本語支援)を行う「北海道在住外国人緊急支援プロジェクト」を全道各地域の関係団体と連携し、実施しています。(「休眠預金等活用事業」助成金活用)
9月から「食料支援」事業がスタートし、9月8日(水)室蘭工業大学、9月12日(日)滝川国際交流協会の協力の下、地域の外国人留学生や在住外国人170名を対象に食料品や日用品の配布を行いました。
食料等を受け取った外国人からは、「支援を受けることができて、とても嬉しいです」「生活が苦しくなっている人々は、本当に助かっていると思います」などの感謝が寄せられました。また、当日の配布の様子は、ニュースとして報道されました。
事業は、来年2月まで実施し、全道10地域での配布を予定しています。
※「北海道在住外国人緊急支援プロジェクト」については、当センターHPをご覧ください。https://www.hiecc.or.jp/soudan/aid/
3月24日(水) ハイエック理事会開催
ポールスター札幌ホテルにてハイエック理事会が開催され、 令和2年度事業報告と令和3年度事業計画・予算が報告されるとともに、令和2年度決算と顧問の選任案が審議され、いずれも提案どおり承認されました。
事前検温、マスクの着用や参加者間の距離の確保など感染対策を万全にしたうえ26人中17人の理事の方々にご参加いただきました。
3月20日開催 第3回北方圏講座ONLINEセミナー「新・北方圏交流時代の道しるべ~ 北欧に学ぶ ~ 北欧と結びコロナ後の北海道を考える」
3回シリーズのオンラインセミナーとして実施してきた北方圏講座も最終回を迎えました。今回はポストコロナの交流再開を見据え、労働生産性が高いフィンランドの働き方や考え方やライフスタイルにヒントを探り、北海道の未来と新たな成長を展望するとし、4人の方が講演しテーマに沿ってディスカッションを行いました。
フィンランドでは国民が政府、政府が示す科学的な根拠を信頼していることもあり、サナ・マリン首相のリーダーシップの下、他の欧州諸国と比較して感染者数を押さえているなど、興味深い報告がありました。また、コロナ禍で元々得意分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)が一気に進み、学校などの現場が様変わりした、フィンランド人の幸せの感じ方は身近なことに幸せを感じる国民性に拠る、結果よりもやってる感=プロセス重視の日本では在宅勤務や分散型社会が浸透しにくい、などの話題提供もあり、アンケートではコロナ禍の日本で参考にしたいテーマが多数あったなどの感想が寄せられていました。
1.北大北極域研究センター 助 教 ユハ・サウナワーラ 氏 「フィンランドのライフスタイルから考える北海道の未来」
2.(在)フィンランド日本協会 副会長 下村 有子 氏 「コロナ禍のフィンランド」
3.駐日フィンランド大使館商務部 商務官 ラウラ・コピロウ 氏 「フィンランドのライフスタイル」
4.東海大学 名誉教授 川崎 一彦 氏 「基調報告等を受けて 」
セミナー前日の19日に国連の「世界幸福度報告書」2021年版が発表され、フィンランドが4年連続で1位となったことから、2名のフィンランド人登壇者が喜びを分かち合う一幕もありました。
「北海道多文化共生アワード2020」表彰式を3月18日(木)に釧路市で開催しました
「北海道多文化共生アワード」は、北海道在住の外国人と道民がともに地域の一員として地域の発展や活性化に貢献する多文化共生社会の実現を目指す事業として、人材育成や防災、教育、地域づくりなどのさまざまな分野において、顕著な功績が認められる団体を顕彰する事業として平成28年度から実施しています。
今年度の「北海道多文化共生アワード」に輝いた釧路国際交流の会(横山博子代表)の表彰式を、3月18日(木)に釧路プリンスホテルで行いました。
当センターの越前副会長兼専務理事より同会に表彰状や記念の盾が授与されると、場内は温かい拍手に包まれ、横山会長からは「会を設立して25年目という節目の年に受賞できたことに大きな意味を感じます。これからも釧路管内にいらっしゃる外国人を温かくおもてなしする気持ちで活動し、釧路の国際化に励んでいきたいです」と謝辞がありました。
なお、例年は、北海道知事や札幌市長並びに外国公館の方々が列席する札幌市内で行われる新年交礼会の中で表彰をしていましたが、今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響から、地元での式となりました。地元開催なので、同会関係者の方が多数出席され、新聞の取材もあり、地元での注目度も高く関係者の皆さまが一堂に喜びを分かち合える式典となりました。
今回の受賞が、北海道における多文化共生社会の一層の推進に寄与し、道内で活動する他の団体の励みになることを期待しております。
令和2年度北海道出身海外移住者子弟留学生の中野ガブリエル寿則さん(ブラジル)と北海道海外技術研修員の鶴めぐみさん(ブラジル)が、3月19日に修了式を迎えました
当日は、北海道総合政策部国際局長をはじめ、2名の受入機関である北海学園大学工学部、株式会社調和技研の皆様、関係者の皆様にもご臨席いただきました。
今年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響による入国遅延により、 中野さんは10ヶ月、鶴さんは6ヶ月と例年より短い研究・研修期間となりましたが、共に限られた条件の中で精一杯研究・研修成果を残し、さらに自身のルーツである北海道の文化や自然、生活に触れたことで、充実した清々しい表情で修了式を迎えることが出来ました。またそれぞれの人柄が表れた心温まるスピーチに参列者からは大きな拍手が送られました。
2名は3月末に帰国予定です。
第9回 北海道で考える北東アジア国際情勢シンポジウムを実施しました 2021年3月15日(月)
第9回 北海道で考える北東アジア国際情勢シンポジウム、副題「トランプからバイデンへ~米国の北東アジア戦略を考える~」を実施しました。副題に沿って、3人の発表者の皆さんが基調報告を行い、後半はディスカッションを行いました。
以下、発表者のテーマです。
① 三村 光弘 環日本海経済研究所主任研究員 北東アジア学会会長
「米国の対中国政策と日中関係を考える」
② 池 直美 北海道大学公共政策大学院専任講師
「米国の対韓国政策と日韓関係を考える」
③ 川口 智彦 日本大学国際関係学部准教授
「米国の対北朝鮮政策と日朝関係を考える」
ディスカッションでは北東アジア情勢を鑑み、バイデン政権よりトランプ政権の対中政策の方が実効性があった、など白熱した議論が交わされました。
3月1日(月)に道とHIECCが準備を進めている「災害時外国人支援の協定締結」に向けた勉強会を実施しました。
3月1日(月)に道とHIECCが準備を進めている「災害時外国人支援の協定締結」に向けた勉強会を実施しました。
当日は、講師として一般財団法人ダイバーシティ研究所の代表理事 田村太郎氏をお迎えし、北海道総合政策部国際局、観光局、危機対策局、当センター職員が参加したほか、後志総合振興局からもオンライン参加いただき、14名が出席しました。田村氏からは、過去の阪神淡路大震災など大規模災害における自らの経験に基づいた外国人対応の事例を詳細に紹介いただき、「災害多言語支援センター」の体制づくりや実務について具体的なお話を伺うことができました。また、北海道の特性とコロナ禍において変化する災害対応の実例などを学び、今後平時に準備しておくべきことや災害時に想定される活動について共通認識を得る契機となりました。
北海道災害支援多言語サポーターオンライン研修会を2月28日(日)に開催しました
2月28日(日)、一般財団法人ダイバーシティ研究所の田村太郎氏を講師にお迎えし、講演と15名の参加者によるグループワークの2部構成で実施しました。
講演では「災害時の外国人支援~コロナ禍における配慮事項をふまえて~」と題し、阪神・淡路大震災や東日本大震災、また西日本豪雨被害で実際にあった例を示し、災害時における外国人特有の困りごとなどについての事例が紹介されました。特に、発災後に避難所等で不安な状況下にある在住外国人に接するとき、災害支援多言語サポーターが「周囲の日本人と繋いでくれる」という安心感を提供することの重要性について触れると、参加者は画面越しで頷きながら共感していました。
その後、3グループに分かれ、災害発生時のケーススタディを行いました。講師が示した10の事例は、過去の災害において、実際に外国人から寄せられた困りごとで、各参加者が一つ一つにどのように対応したらいいか積極的に意見を出し合いました。参加者からは、「外国の方に限らず、安心を基本に置いた情報提供の重要性について考えさせられる良い機会となりました」と感想がありました。
新しい韓国総領事・中国総領事、昨年末に着任 ~ HIECC越前専務理事が表敬訪問 令和3年2月17日
ハイエック越前雅裕専務理事が裵韓国総領事ならびに劉中国総領事を表敬訪問し、ハイエックの事業紹介や「在北海道外国公館・通商事務所等協議会」、そして「北海道外国人相談センター」の概要等について説明するとともに懇談した。
≪裵 炳洙(べ・ビョンス) 在札幌大韓民国総領事館総領事≫
裵総領事は、2008年の洞爺湖サミット、また2017年11月に「日韓青年交流事業訪問団」の団長として来道しており、その当時を振り返り懐かしがった。野球がお好きで札幌ドームでの観戦も楽しみにしているとのこと。また、コロナ禍ではあるが、文化交流事業などをオンラインを活用しながらやりたいと意気込みを語るとともに、札幌地下歩行空間「チカホ」で各国の展示紹介やパフォーマンスが行われる「インターナショナルウィーク」を楽しみにしていると話していた。
≪劉 亜明(リュウ・アメイ) 中華人民共和国駐札幌総領事館総領事≫
越前専務理事は、全国の都道府県や政令市の中でも数少ない外国公館などの連携組織である「在北海道外国公館・通商事務所等協議会」の次期会長への就任について、劉総領事に要請した。
劉総領事は、前職が長崎総領事館の総領事。長崎での在任中、北海道には仕事、また家族旅行で3度来たことがあるとのこと。表敬訪問を歓迎していただくとともに、日本と中国の密接な連携は重要であると強調し、北海道は中国人に人気の高い地域であり、コロナが明けて海外旅行が再開されることに期待を膨らませていた。
令和2年度北海道出身海外移住者子弟留学生の中野ガブリエル寿則さん(ブラジル)と北海道海外技術研修員の鶴めぐみさん(ブラジル)が、1月29日に道庁総合政策部国際局長を表敬訪問しました
当日は、中間報告会も兼ね、両名の受け入れ機関である北海学園大学工学部の菊地慶仁教授と株式会社調和技研の梁瀬管理部長にご同席いただき、これまでの研修成果について報告を行いました。
中野さんは、北海学園大学工学部で「日本のIoT技術」を学ぶために留学し、主にドローンのGPS機能をPCで制御するシステムについて学んでいること、鶴さんは、「人工知能(AI)システムを活用したソフトウエア開発」の研修の一環であるチャットボットについて、報告を行いました。工藤局長からは、「今年度は、新型コロナウィルスの影響で北海道の観光や自然、歴史に触れる機会も少なくなってしまい、残念ですが、残り2か月間健康に留意して頑張ってください。」と激励されました。
今後、2人はこれまでの成果に加え、さらに研鑽を積み、3月末に帰国予定です。
令和2年度第2回北方圏講座ONLINEセミナー 新・北方圏交流時代の道しるべ「北欧に学ぶ~北欧と結びコロナ後の北海道を考える」~「スウェーデンの新型コロナウイルス 感染対策からニューノーマルのヒントを学ぶ」
12月12日(土)に令和2年度第1回北方圏講座オンラインセミナー「スウェーデンの新型コロナウイルス 感染対策からニューノーマルのヒントを学ぶ」を開催しました。道内外、国外から約80名の視聴者の方々にご登録いただき、視聴いただきました。
基調講演はスウェーデン・カロリンスカ大学の宮川絢子医師が、スウェーデンの特徴的なコロナ対策の背景・対策に至る経緯・現在のスウェーデンの状況などについて報告されました。北海道側からは札幌医科大学・髙橋聡教授がひっ迫する道内の医療状況、医療従事者の献身的な活動、使命感に支えられる現場の状況などについての報告がありました。また、本セミナー3回シリーズの座長を務める川崎一彦・東海大学名誉教授から、マクロ的視点でコロナ禍をとらえ、ニューノーマルについてどのように考えていくべきかについて提案がありました。
本セミナーは2021年3月(予定)に第3回目を開催する予定です。
北広島市、倶知安町にて多文化共生講演会を開催しました
去る11月4日及び5日に北広島市、倶知安町にて多文化共生講演会を開催しました。講師に田村太郎氏を迎え、多文化共生をとおした地域づくりについて、お話しいただきました。
令和2年度 北海道海外技術研修員の鶴めぐみさん 研修スタート
令和2年度北海道海外技術研修員の鶴めぐみさん(ブラジル)が、9月17日に来道し、HIECCおよび道庁国際課を表敬訪問しました。
また、昨年実施された「北海道人ブラジル移住100周年・ブラジル北海道文化福祉協会創立80周年記念式典・祝賀会」に出席された村田憲俊道議会議長、日伯友好北海道議会議員連盟会長和田敬友道議会議員のご両名を表敬訪問しました。この日は、北海道出身海外移住者子弟留学生である中野ガブリエル寿則さん(ブラジル・6月来道)も一緒にご挨拶をさせていただきました。
鶴さんは、市内の株式会社調和技研で人工知能(AI)システムを活用したソフトウエア開発について6ヶ月間の研修を行います。研修に先立ち会社訪問をさせていただいた鶴さんは、とても緊張していましたが、自由な発想と革新的な技術を学べる社風に触れ、お話を伺うにつれ目を輝かせ、「たくさんのことを学べそうで、わくわくします。」と抱負を述べていました。今後、日本とブラジルとの架け橋として活躍する人材として、研鑽を積むことが期待されます。
孫振勇・中国総領事の離任に際し、ハイエック役員が表敬訪問を行いました
今月離任予定の孫 振勇・中華人民共和国駐札幌領事館 総領事にハイエック辻副会長、越前副会長兼専務理事が表敬訪問しました。辻副会長とは北海道副知事在任中に就航が叶った北海道―中国間の新規直行便の話題に触れ、話が盛り上がりました。越前専務理事には、「在北海道外国公館・通商事務所等協議会(事務局:ハイエック)」の行事を通じ楽しい経験ができたこと、会長就任期間中の様々なサポートなど、5年4カ月の在任期間中ハイエックにお世話になったことへの謝意が伝えられました。
孫総領事は、9月28日に日本を出発する予定です。
令和2年度第1回北方圏講座オンラインセミナー「スウェーデンの新型コロナウィルス感染対策を考える」を開催しました
8月27日(木)に令和2年度第1回北方圏講座オンラインセミナー「スウェーデンの新型コロナウィルス感染対策を考える」を開催しました。ハイエック初となるオンライン型のセミナーで、Zoom会議システムによる講演・ディスカッションの模様をYoutubeライブ配信しました。
メインスピーカーの川崎一彦・東海大学名誉教授(ストックホルム在住)から、スウェーデンの緩やかなコロナ対策とその背景・結果について報告され、その後Zoom参加者同士のディスカッションが行われました。議論の様子を可視化するグラフィックレコーディング(後掲)も用いて、従来型のセミナーとは違った利点を活用して議論が活発に行われました。
配信されたYoutubeはしばらくの間公開していますので、ご興味がある方は下記よりアクセスしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UCkXb8DXqSrDv3tyeW_afFrA/
北海道における新型コロナウイルス感染拡大による外国人材への影響調査報告書
JICA北海道から委託を受け行った「北海道における新型コロナウイルス感染拡大による外国人材への影響調査」報告書が一般公開されました。
下記より報告書をダウンロードすることができますので、ご興味ある方はご覧ください。
https://www.hiecc.or.jp/archive/corona2020.pdf
令和2年度HIECC通常総会が開催されました
令和2年度HIECC通常総会が開催されました。
令和2年6月23日(火)、ホテル札幌ガーデンパレスにおいて今年度のハイエック通常総会が開催され、 先の理事会で承認された令和元年度事業報告と令和2年度事業計画・予算が報告されるとともに、令和元年度決算と役員の選任案が審議され、いずれも提案どおり承認されました。
今年の総会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会員の皆様に委任状での対応など少人数での参加にご協力をいただき、マスクの着用や参加者間の距離の確保など「新北海道スタイル」の実践のもと開催いたしました。
総会の概要については、次号のHoppoken誌で改めてご紹介します。
Hoppoken 187号発行しました【多文化社会に向けた取り組みについての特集】
機関誌HOPPOKEN187号を発行しました。
今号は「共生社会の実現に向けて」をテーマに特集を組み、毎日新聞パリ支局長・久野華代さんの「フランスから見える多文化共生のあり方」、外国人を擁する道内事業所などをハイエックが取材した「外国人がもたらすダイナミズム」、また昨年8月に設置された「北海道外国人相談センター」などについての記事を掲載しております。
ハイエック事務所、紀伊国屋札幌店、MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店、北海道大学生協書店などで取り扱っていますので、ご興味ある方は是非お求めください。(税抜価格500円)
モンゴル芸術家による絵画展(2月6日、7日)
札幌雪祭り・国際雪像コンクールにモンゴルチームが出場するタイミングに合わせ、同国「ルブサンワン財団」所蔵の絵画10点が北海道に送られ2月3日~5日まで北海道庁1階ロビーに展示されました。その後引き続き、同チームが在道する7日までハイエックの交流サロンで展示することとなりましたので、是非観覧いただければと思います。
フィンエアー新千歳―ヘルシンキ線就航記念~ペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使講演・パネルディスカッション(第3回北方圏講座)講演録
フィンエアー新千歳―ヘルシンキ線就航記念~ペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使講演・パネルディスカッション(第3回北方圏講座)講演録をホームページに掲載しました。
2019年12月17日(火)13:30-16:30 於:北洋銀行セミナーホール
https://www.hiecc.or.jp/wordpress/?cat=6&month=2019
在北海道外国公館・通商事務所等協議会(事務局HIECC) 令和2年新年交礼会
1月21日(火)札幌プリンスホテル・パミール館で開催された新年交礼会は、今年で9回目。北海道内に開設されている総領事館、領事館、通商代表部、名誉領事館のほか、国、道、市町村、国際交流団体などの皆さんが一堂に会し、東京オリンピック、ウポポイの開設など、期待の膨らむ新年を祝うとともに、親善を深めました。
北海道多文化共生アワード事業対象者を表彰しました
北海道に住む外国人と道民がともに地域の発展や活性化に貢献する多文化共生社会実現のため、人づくりや地域づくりの様々な分野で活動する団体を顕彰する「北海道多文化共生アワード」の今年度の授賞式を、1月21日(火)に行いました。
今年度の受賞者は、在住外国人への日本語指導や生活支援活動を行う日本語ボランティアグループ「窓」(札幌市・代表 川端悠紀子さん・写真中央左)と、道民と在住外国人が交流しながら海浜の美化運動を行い、地域に貢献する「インターナショナルごみ拾いビーチウォーク」を主催するNPO法人北海道海浜美化をすすめる会(札幌市・会長 水崎呈さん・写真中央右)の2団体です。
「つながる北海道とフィンランド」フィンランド大使講演会開催
フィンエアー新千歳-ヘルシンキ路線の就航を記念し、「つながる北海道とフィンランド」をテーマとするセミナーが12月17日(火)北洋銀行セミナーホールで開催されました。
ハイエック、北海道、北海道フィンランド協会の共催。ペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使による基調講演「国境を越えた北海道とフィンランドのパートナーシップの強化」が行われたのち、井口光雄 氏(北海道フィンランド協会名誉顧問)、白石 薫氏(日本貿易振興機構地域総括センター長)、伊藤 昭男 氏(北海商科大学教授、北海道地域観光学会会長)、木本 晃氏(北海道21世紀総合研究所特任審議役)らパネラーによる民間交流、ツーリズム、貿易などについての発表がありました。本年(2019年)は日芬外交関係樹立100周年ということもあり、直行便就航の話題性も高かったことから、多くの方々にご参加いただきました。
セミナーの詳細は、次号のHoppoken誌187号(2020年3月発行予定)に掲載します。
インターナショナルウィーク2019始まりました(11月20日~22日)
ハイエックが事務局を務める北海道外国公館・通商事務所等協議会主催インターナショナルウィーク2019が札幌地下歩行空間で始まりました。開催にあたり、協議会副会長の在札幌リトアニア共和国名誉領事館・藤井将博名誉領事が「各国の領事館などが、お国ぶりを紹介する展示やパフォーマンスを行い、国際理解を深めようという催しです。8回目となる今年は、10か国以上の領事館などが参加しているので、それらの国を知るきっかけとなってもらえれば」と挨拶しました。
オープニング・パフォーマンスとしてアイヌ古式舞踊等の保存と振興に努める「札幌ウポポ保存会 」が古式舞踊と歌などを披露し、開会式に花を添えました。
インターナショナルウィークは本日から3日間、22日まで開催されますのでお近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
国別研修「マリ持続的発展の地方行政強化」コースがスタート
HIECCがJICA北海道から受託している国別研修「マリ持続的発展の地方行政強化」コースの9人の行政職員が来日し、東京での研修を開始しました。本研修は東京研修後北海道入りし、北海道開発局、北海道議会、ニセコ町、小樽市などで住民参加型行政等の先進事例を学びながら11月10日まで研修を続ける予定です。
※クリックすると写真拡大します
Hoppoken 186号発行しました【フィンランド特集】
Hoppoken 186号発行しました。今号は、本年12月に新規就航予定であるフィンランド航空・新千歳空港―ヘルシンキ空港直行便の開通に合わせ、フィンランド特集を組みました。
巻頭特集は「循環経済先進国フィンランドの挑戦」と題し、同国が国家レベルで取り組む循環経済の最前線をレポート。
また特集では、フィンランド航空・レヘティオクサ本部社長のインタビューをはじめ、北海道とフィンランドの自治体間や学術機関の交流、北方圏交流の現在などについて紹介しています。
ハイエック事務所、北海道大学生協、紀伊國屋書店 札幌本店、MARUZEN & ジュンク堂書店 札幌店で取り扱いがあるほか、地方発送も承っております。【税抜500円、送料84円】
【上記画像2回クリックすると拡大されます】
JICA課題別研修「道路行政のインフラマネジメントシステム」がスタートしました
HIECCがJICA北海道から受託している「道路行政のインフラマネジメントシステム」コースのアフガニスタン、リベリア、東ティモール、フィリピン、トンガ、エチオピアの6カ国8人の技術研修員が来日し、研修員に技術的指導を行うテクニカルアドバイザーと合流し、自己紹介・情報交換・課題分析などを行いました。
本研修は10月末まで続き、北海道建設部の協力を得ながら道内各地を視察し、道路維持管理やアセットマネジメントなどの技術を学ぶ予定です。
北海道人ブラジル移住100周年及びパラグアイ移住80周年記念事業に参加しました
令和元年8月24日(土)、ブラジルサンパウロ市にあるブラジル北海道交流センターで、「北海道人ブラジル移住100周年・ブラジル北海道文化福祉協会創立80周年記念式典」が挙行され、北海道から中野副知事、村田憲俊道議会議長をはじめとする約50人の慶祝団が訪問しました。
ハイエックからは佐藤会長が参加し100周年の大きな節目を、日本とブラジルとの架け橋として活躍する北海道からの移住者やその子孫など総勢約450名と共に盛大にお祝いしました。
また、北海道関係者との懇談会やブラジル日本移民戦没者慰霊碑参拝、安平町雪だるま展示会の各種記念行事などにも参加しました。
8月21日(水)には、パラグアイ・アスンシオン市にあるパラグアイ・北海道交流センター(通称:ハマナスセンター)で行われた、「パラグアイ北海道人移住80周年・北海道人会創立55周年・パラグアイ北海道交流センター設立20周年記念式典・祝賀会」に佐藤会長が出席し、パラグアイで活躍する北海道出身の移住者やその子弟約150名と共にパラグアイ国北海道人にとっての佳節をお祝いし、北海道とブラジル、パラグアイ両国の道人会など関係者の方々との絆がいっそう深まりました。
ハイエック事務所内に「北海道外国人相談センター」を開設
本日8月29日、政府が推進する外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策の一環で、ハイエック事務所内に「多文化共生総合相談ワンストップセンター」として「北海道外国人相談センター」を開設しました。同センターは、原則11カ国語(日・英・中(繁体/簡体)・韓・ベトナム・タガログ・タイ・露・ネパール・インドネシア・ミャンマー)に対応し、相談内容によっては専門機関や弁護士等と連携し解決を図ることを目指します。これから増加する外国人の方々が暮らしやすい北海道づくりへの取組みを進めていきます。
2019年度JICA研修 上水道施設技術総合:水道実務者向け実践編(B)コース 終了
6月から70日間続いていた2019年度JICA研修 上水道施設技術総合:水道実務者向け実践編(B)コースが終了し、8人の研修員がJICA斉藤顕生所長から修了証書を受け取りました。滞在中は札幌市水道局の技術指導を受けながら、東京、大阪、兵庫、広島、仙台など道内外各地で研修を重ねてきました。閉講式ではスーダンのアシムさんが挨拶し「日本では水道技術はもちろんのこと、日本人の礼儀正しさ、ホスピタリティに感激しました。母国に戻ったら、家族や同僚に日本で経験したことをたくさん共有したいと思います」と挨拶しました。
「高校生・アジアの架け橋養成事業 2019」を実施しました
ハイエックでは、明日の北海道を担う高校生をアジアの開発途上国に派遣し、格差や環境問題などを身近に考えることを通して人材養成を行う「高校生・アジアの架け橋養成事業」を実施しています。
今年度は、10名の高校生をカンボジア王国に7月28日から7日間の日程で派遣しました。
一行は、首都プノンペンやカンボジア中部のコンポントム州、またアンコールワット遺跡で有名なシェムリアップを訪れ、地雷処理の現場視察や日本のNGOが支援活動をしている養護施設などで現地の子供たちと交流し8月3日に帰国しました。
2019年度JICA研修 上水道施設技術総合:水道実務者向け実践編(B) 仙台市水道局訪問
6月から続いている2019年度JICA研修 上水道施設技術総合:水道実務者向け実践編(B)コースの9人の研修員が仙台市水道局の板橋秀樹水道管理者を表敬訪問しました。
7月22日から26日まで仙台市各地にある浄水場等を訪れ、水質管理、浄水技術、水道マネジメントなどの研修を受ける予定です。板橋水道管理者は「水道にかかわる技術者として、研修員の皆さんを仲間として受け入れたいと思います。研修だけではなく仙台市の様々な魅力に触れて下さい」と研修員にメッセージを伝えていました。
日韓ミニバレー交流を実施
7月11日~13日までの3日間、韓国・慶尚南道からミニバレー選手団16名が来道し、
北海道ミニバレー協会の協力のもと、札幌市と旭川市でミニバレー交流を実施しました。
本事業は、高齢化社会に対応するため、大樹町発祥の誰でもいきいきとプレーできる「ミニバレー」を韓国に紹介し、両地域の交流を図ることを目的に平成24年からスタートしたもので、隔年で派遣する形で行われており、今回が8回目の交流となりました。
この間、2年前には、慶尚南道で韓国初となる「慶尚南道ミニバレー連盟」が設立さ
れ、韓国国内でも大会が開かれるなど、韓国国内でも着実にミニバレーの普及が進んでおり、近年では両地域の大学生同士の交流も行わるなど交流の輪も広がってきています。
親善試合の合間には富良野のラベンダー畑の見学など北海道の自然にも触れ、3日間を通してお互いの親睦を深めました。
来年は慶尚南道で交流を行う予定となっています。
在北海道外国公館・通商事務所等協議会「令和元年度総会」開催される
7月5日、ハイエックに事務局を置く在北海道外国公館・通商事務所等協議会の令和元年度総会が開催された。この協議会は、北海道に開設されている総領事館、領事館、通商事務所等の相互の連携と情報の共有を図り、各国と北海道との間の経済、教育、文化など様々な分野の交流を促進することを目的としている。
昨年度実施された学校訪問事業、インターナショナルウィーク、新年交礼会などについて報告をするとともに、今年度の事業計画についても承認された。加えて、事業の実施について、活発な意見交換が行われた。
また、役員の改選が行われ、ファブリーチニコフ・アンドレイ ロシア連邦総領事が会長に就任するとともに、副会長には藤井將博リトアニア共和国名誉領事、青木雅典ニュージーランド名誉領事が就任した。
2019年度JICA研修 上水道施設技術総合:水道実務者向け実践編(B)余市浄水場研修・余市町長表敬訪問
JICA研修上水道施設技術総合:水道実務者向け実践編(B)コースの9人の研修員が余市浄水場での研修後に齊藤啓輔余市町長を表敬訪問しました。外務省ロシア課に在籍したことがある齊藤町長はアゼルバイジャン出身の研修員と流ちょうなロシア語で会話するなど、研修員を歓迎してくれました。研修員は「素晴らしい研修をありがとうございます。また余市のウィスキーは世界的に有名。ぜひ購入したい」などと話していました。
令和元年度HIECC通常総会
令和元年度HIECC通常総会が開催されました
令和元年6月25日(火)、京王プラザホテル札幌において今年度のハイエック通常総会が開催され、 先の理事会で承認された平成30年度事業報告と令和元年度事業計画・予算が報告されるとともに、平成30年度決算と理事の選任案が審議され、いずれも提案どおり承認されました。
総会終了後には、フィンランド航空日本支社長の永原範昭氏を講師にお迎えしての国際理解講演会(後述)や、ハイエック会員はじめ関係者による交流会も開催され、お互いに親交を深めました。 なお、総会及び国際理解講演会の概要については、次号のHoppoken誌で改めてご紹介します。
2019年度JICA研修 上水道施設技術総合:水道実務者向け実践編(B)コース始動
HIECCがJICA北海道から受託している「上水道施設技術総合(B)コース」のスーダン、イラク、ケニア、スリランカ、ネパール、アフガニスタン、アゼルバイジャンからの7カ国9人の技術研修員が来日し、研修実施主体である札幌市水道局から技術指導を受けながら研修をしています。将来を背負って立つ技術公務員として、真剣な眼差しで日本の水道技術を学んでいます。本研修は8月中旬まで続き、札幌市のほか仙台市、広島市、大阪市、東京都等を訪問し、日本の水道技術全般を学ぶ予定です。
国際理解講演会「フィンエアー-新千歳就航:ゲートウェイとしての北海道を考える」
6月25日HIECC通常総会後、フィンエアー日本支社長永原範昭さんを迎え「フィンエアー-新千歳就航:ゲートウェイとしての北海道を考える」をテーマに講演を行いました。講演会には約120人が参加。永原さんはヨーロッパと北海道を結ぶ直行便の可能性について触れ「地域の皆さまと連携させていただきながら、将来的には通年運航も視野に12月の開通に向けて準備を進めたい」と話しました。講演の詳細については、後日HOPPOKEN誌に掲載する予定です。
令和元年度 第1回「国際情勢セミナー」
ハイエックとNPO法人ロシア極東研などの共催で6月14日北海道大学学術交流会館に於いて「日ロセミナー2019-日ロ平和条約の意味~日ロ関係の未来を考える」をテーマとしたセミナーを行い、約90名の方々にご参加いただきました。講演後は、ハイエック高田客員研究員のファシリテーションのもと北東アジア情勢が複雑化する中での今後の日ロ関係について活発な意見交換が行われました。セミナー参加者からの質問も多数出て、有意義なセミナーとなりました。
6月4日 JICA研修道路維持管理(E)コースニセコ町片山町長表敬訪問
HIECCがJICA北海道から受託している「道路維持管理(E)コース」の7人の技術研修員(マダガスカル、カメルーン、ジブチなど仏語圏アフリカの国で構成)が、ニセコ町の片山健也町長を表敬訪問しました。片山町長は「ニセコ町は国から環境モデル都市、そしてSDG’s未来都市の認定を受け、持続可能な自治体運営を志しています」と話し、研修員は大きく頷いていました。
5月8日から東京で始まった本研修は日本における道路維持管理行政、アセットマネジメントに係る技術的知識、災害対応等を東京・道内で学び、6月14日に終了する予定。
2019年度第2回北方圏講座開催
5月28日(火)午後3時30分から、スウェーデン交流センターとの共催により、第2回北方圏講座「スウェーデン・セミナー」を開催しました。
今回は、駐日スウェーデン大使館ヴィクトリア・フォルシュルンド=ベラス講師/代理大使をはじめ3名の講演が行われました。
最初にビクトリア公使が登壇し、日本スウェーデン国交150周年を迎えた昨年の記念イベントを紹介するとともに、スウェーデンの移民問題や男女共同社会参加などスウェーデンの現状について様々な話題を提供されたのに続き、北海道スウェーデン協会事務局長目黒聖直氏が、スウェーデンの福祉を参考とする「貧富の差と国の福祉の考え方」について講演、最後に、昨年度スウェーデン北極星勲章を受賞された川崎一彦東海大学名誉教授が、「Beyond 2018~日本とスウェーデンの150年から考える、次に向けての提言」と題し、健常者ばかりでなく障害者なども含めた幅広い交流を模索する取り組みを提案しました。このように3人の方々からの講演は日本・北海道とスウェーデンの交流を考えるうえで大いに参考となるもので、有意義なセミナーとなりました。
調査研究部フィンランド取材
日本とフィンランドの外交樹立100周年、17年ぶりの北海道とヨーロッパを結ぶフィンエアー直行便就航などについて、調査研究部が現地取材を行いました。一部その内容をホームページに掲載しています。
調査研究/研究員コラム等>平成31年度
https://www.hiecc.or.jp/wordpress/?cat=6&month=2019
ハイエック平成30年度第3回理事会開催
平成31年3月25日午後1時30分から、今年度3回目のハイエック理事会が開催されました。今回の理事会では、平成30年度の事業実施状況が報告されるとともに、2019年度事業計画案、同予算案など5つの議案が審議され、いずれも提案のとおり承認されました。
ロシアビジネスセミナー”シベリアビジネスへの挑戦”が開催されました
3月15日(金)北海道経済産業局会議室で、北海道経済産業局と札幌市の共催によるロシアビジネスセミナー”シベリアビジネスへの挑戦”が開催されました。
セミナーでは、昨年秋にビジネス環境調査のためシベリア地方の主要都市であるノボシビルスク、クラスノヤルスク、オムスクの3市を訪問し約30もの企業・団体を調査した吉村慎司研究員が特徴ある企業、将来性豊かな企業を紹介し、北海道とシベリアとの経済交流の可能性について語りました。
第8回北海道で考える北東アジア国際情勢シンポジウム
ハイエックは第8回北海道で考える北東アジア国際情勢シンポジウムを開催し、下記の講師からそれぞれ講演いただきました。講演後はハイエック髙田客員研究員をファシリテーターとして、意見交換が行われました。米朝会談が時を同じくして行われる中、米国・北朝鮮・中国の緊迫した情勢について解説し、フロアーから質問を受けるなど活発な意見交換が行われました。
シンポジウムの様子
①中戸 祐夫=立命館大学国際関係学部副学部長・教授 (北東アジア学会会員) 「トランプ政権下の北東アジア情勢~朝鮮半島問題、安全保障問題を含む~」
② 藤野 彰 = 北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院教授 (元読売新聞社 上海特派員、北京特派員、編集委員=中国問題担当) 「中国から見たトランプ政権の北東アジアへの影響」
③ 加藤 美保子 =北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 特任助教 「ロシアから見たトランプ政権の北東アジアへの影響
平成30年度第3回北方圏講座「2018年における日ロ協力の結果」2019年2月27日(水)於・かでる2・7
ハイエックは、NPO法人北海道日本ロシア協会と北方圏講座を共催し、コレスニク・ロマン在札幌ロシア連邦領事を講師に「2018年における、日ロ協力の結果」について講演いただきました。
ロマン氏は『2018年は「ロシアにおける日本年」「日本におけるロシア年」にふさわしい緊密ぶりで、両国間の友好関係が深まった実感がある。また、地域間交流では北海道・サハリン州友好提携20周年を記念する行事が両地域で行われ、高橋知事とオレグ・コジェミャコ・サハリン州知事(当時)の往来も行われた。並行して行われた代表団やミッション団の相互訪問を通して更に友好を深めることができました』、などと話し日ロ間の友好ぶりをアピールしました。
在北海道外国公館・通商事務所等協議会新年交礼会
2019年の国際交流のスタートを告げる新年交礼会が、1月17日(木)札幌プリンスホテル国際館パミールで、在札幌の総領事館・領事館、通商事務所、道内の名誉領事のほか行政機関、経済団体、国際交流団体など約70人が参加して開催されました。
「北海道多文化共生アワード2018」表彰式
北海道に住む外国人と道民がどもに地域の発展や活性化に貢献する多文化共生社会実現のため、人づくりや地域づくりの様々な分野で活動する団体・個人を顕彰する「北海道多文化共生アワード」の今年度の授賞式が1月17日(木)に行われました。
今年度の受賞者は、在住外国人への日本語指導や生活支援活動を行う北海道国際女性協会(札幌市、会長 渡辺里代子さん)と、こどもや市民が在住外国人、留学生などと交流し、国際理解を深める「ワールドフェスティバルin 石狩」を開催するNPO法人石狩国際交流協会(石狩市、会長 星正明さん)の2団体です。
平成30年度第2回北方圏講座開催
今年は、日本とスウェーデンが外交関係を樹立して150年に当たり、さまざまな記念事業が開催されていますが、ハイエックでも、創立40周年を迎えた北海道スウェーデン協会との共催により、11月27日(火)、マグヌス・ローバック駐日スウェーデン大使を講師にお迎えして、日本とスウェーデンの友好関係をテーマに講演会を開催しました。講演の中で大使は、最近の芸術文化、学術、経済、福祉など幅広い分野にわたる日瑞(日本・スウェーデン)間の交流を紹介し、両国民の熱意が次の150年を築いていくことへの期待を表明しました。
HIECC設立40周年記念講演会「写真で伝える世界の子供たち~紛争・災害の現場から」
HIECC設立40周年を記念し、フォト・ジャーナリスト安田菜津紀さんを迎え記念講演会「写真で伝える世界の子供たち~紛争・災害の現場から」を実施しました。講演会には約180人が参加。安田さんは自らの足で歩いた紛争現場や自然災害の被災現場でけなげに生きる子供たちの写真を紹介し「写真を通じ世界に目を向け、紛争や災害のことについて関心を持ってもらえれば本望」と訴えかけていました。講演の詳細については、HOPPOKEN184号(1月発行予定)に掲載する予定です。
JICA研修 「道路行政のインフラマネジメントシステム」コース スタートしました
HIECCがJICA北海道から受託している「道路行政のインフラマネジメントシステム」コースのタンザニア、ミャンマー、パプアニューギニア、フィリピン、トンガ、インド、マラウィ、ガーナの8カ国8人の技術研修員が来日し、研修員に技術的指導を行うテクニカルアドバイザーと対面し、自己紹介・情報交換を行いました。本研修は9月末まで続き、北海道建設部の協力を得ながら道内各地を視察しながら道路維持管理の技術を学ぶ予定です。
函館市でロシアビジネスセミナーを開催
ハイエックとしては、道南地域で初めてのロシアビジネスセミナーが、7月18日(水)「サン・リフレ函館」を会場に、函館市との共催により開催されました。最初にハイエック吉村研究員が「日ロビジネスの概況」について報告し、引き続き、地域総合商社として3年前に発足した北海道総合商事㈱の伊藤彰浩氏が「ロシアビジネスの実際」と題して、ロシア極東やサハ州などで事業展開する同社の事例をもとに講演しました。セミナーには地元企業など40名を超える皆様が出席され、活発な質疑応答、意見交換も行われました。
カナダ先住民クリー族訪問団来道記念特別講演会
アイヌ民族との交流や寒冷地農業視察のため来道したカナダ合衆国の先住民族クリー族の親善訪問団(7名)の団長のバーティー・ワパチー氏(クリー族スピリチュアルリーダー)を講師とする講演会が、6月27日(水)道庁赤れんが庁舎会議室で開催され、アイヌ民族やカナダからの留学生を含め100名を超える皆さんが出席し、クリー族の権利獲得の歴史や伝承される生活文化などについて理解を深めました。
JICA研修 上水道施設技術総合(B)コース はじまる
HIECCがJICA北海道から受託している「上水道施設技術総合(B)コース」のナイジェリア、ネパール、モロッコ、スリランカ、スーダンからの5カ国5人の技術研修員が、研修実施主体である札幌市水道局・三井一敏水道管理者を表敬訪問しました。本研修は8月中旬まで続き、札幌市のほか仙台市、広島市、大阪市、東京都等を訪問し、日本の水道技術を学ぶ予定です。
平成30年度第1回HIECC国際情勢セミナー「日ロ経済セミナー」を開催しました。
NPO法人ロシア極東研などとの共催による「日ロ経済セミナー」、今回は北海商科大学(2号館「多目的ホール」)を会場として5月9日(水)に開催しました。
テーマは、「日ロの経済関係は進展したか ~日ロ 首脳会談後の日ロ ビジネスを検証する」。5月下旬に日ロ首脳会談が予定される中、約120人の皆様に参加していただきました。
前半は、専門家による基調報告の後、北海道総務部北方領土対策本部から「北方四島における共同経済活動」について情報提供があり、後半は、加藤美保子(北大スラブ・ユーラシア研究センター特任助教)、矢島隆志(日露エコノミックスセンター(株)代表取締役)両氏によるコメントに引き続き、高田喜博ハイエック客員研究員のコーディネートによるバネルディスカッションと一般参加者との質疑応答が行われました。このセミナーの詳細は、季刊Hoppoken誌次号(8月発行予定)に掲載します。
平成29年度第5回北方圏講座開催
スウェーデン中部のエステルヨートランド県知事らを迎え、北海道スウェーデン協会と連携して第5回北方圏講座「スウェーデン・エステルヨートランド県セミナー~イノベーションと手織技術」を3月23日(金)札幌市のセンチュリーロイヤルホテルで開催しました。
セミナーでは、エステルヨートランド県のエリザベート・ニルソン知事が県の概要を紹介した後、同県に本拠を置くリンチョーピング大学が誇る「ビジュアライゼイション(可視化)技術」の医療への活用事例やスウェーデンの特色ある「テキスタイル(織物・染物)のファッションデザインなどが紹介されました。
「高校生・世界の架け橋養成事業」報告会開催
国際的視野をもつ人材を育成するため、今年度ハイエックが実施した「高校生・世界の架け橋養成事業」の報告会が、3月18日(日)、札幌市白石区のJICA北海道国際センターで開催されました。報告会では、「ユース・エコ・フォーラム2017」(2017年4月 ロシア連邦ヤマロ-ネネツ自治管区)、「高校生・アジアの架け橋養成事業」(同8月 ラオス)、「済州国際青少年フォーラム2017」(同11月 韓国済州特別自治道)に参加した高校生16名が、それぞれの体験や感想を発表しました。
国際情勢シンポジウム「北海道で考える北東アジア国際情勢シンポジウム」
7回目となるHIECC主催国際情勢シンポジウム「北海道で考える北東アジア国際情勢シンポジウム」が3月6日に市内のホテルで開催されました。「混迷する北東アジアの国際情勢~日本・中国・ロシアの安定政権下の朝鮮半島の非核化を考える」をテーマに気鋭の研究者3人が発表し、後段ではフロアーから質問を受けて研究者にそれぞれ答えていただきました。
基調報告
① 「二期目を迎えた習近平政権の北東アジア政策、朝鮮半島政策」三村 光弘 (公財)環日本海経済研究所 主任研究員 北東アジア学会 常任理事・副会長
② 「北東アジアの国際情勢の中で混迷する朝鮮半島」 池 炫周 直美 (CHI, Hyunjoo Naomi)北海道大学公共政策大学院 講師
③ 「プーチン大統領の北東アジア戦略と朝鮮半島問題」 小泉 悠 (公財)未来工学研究所 特別研究員
恒例の在北海道外国公館・通商事務所等協議会による新年交礼会が開催されました
1月17日(水)札幌プリンスホテル・パミール館で開催された新年交礼会は、今年で7回目。北海道内に開設されている総領事館、領事館、通商代表部、名誉領事館のほか、国、道、市町村、国際交流団体などの皆さんが一堂に会し、北海道150年の記念すべき新年を祝うとともに、親善を深めました。
12月12日今年度2回目の国際情勢セミナーを開催しました。
講師は、毎日新聞外信部長小倉孝保氏。北朝鮮問題や中東、ヨーロッパ情勢などの最近の世界情勢について、そもそもの歴史を振り返りながら解説する2時間の講演に、ハイエック会員を含め約110名の参加者が熱心に耳を傾けました。
JICA研修 ウガンダ国・西ナイル地域開発計画策定能力強化コース開始
ハイエックがJICAから受託し、企画・運営している国別技術研修「ウガンダ国・西ナイル地域開発計画策定能力強化コース」の研修員が来日し、東京で研修を開始しました。西ナイル地域は南スーダン、コンゴ民主主義共和国と国境を接し、両国から多くの難民を受け入れており、従来の地域住民に必要なサービスを提供しながら、難民への支援を続けなければならないという意味で困難な地方行政の運営に直面している地域です。今回は自治体職員の能力強化を目的に11人の研修員が参加しており、東京で自治大学の視察や大学教員からの講義を受けた後北海道に移動し、道庁を皮切りに富良野市、占冠村、更別村、鶴居村、訓子府町などを訪問し、日本における住民参加型地方行政のグッドプラクティス視察する予定です。
平成29年度第3回北方圏講座を開催しました。
今回は、北海道フィンランド協会などとの共催による「フィンランド独立100周年を祝う会」の第1部記念講演会として開催され、フィンランド協会会員や一般道民、行政関係者など約90名が参加、在日フィンランド大使館副館長ユハ・ニエミ公使参事官が「日本とフィンランド:今までにないほど良い関係」と題して講演を行いました。
インターナショナルウィーク2017開催
ハイエックが事務局を務める北海道外国公館・通商事務所等協議会主催インターナショナルウィーク2017が札幌地下歩行空間で開催されています。各国の領事館などが、お国ぶりを紹介する展示やパフォーマンスを行い、国際理解を深めようという催しで、6回目となる今年は、13か国の領事館などが参加しています。(開催期間:11月8日~10日)
本日11月10日(金)の2時頃まで展示を行っていますので、お近くにお越しの際はお立ち寄りください。
ロシアビジネスセミナー”シベリアビジネスを展望する”
ノヴォシビルスク市を中心とするロシア連邦シベリア地方とのビジネス交流拡大をテーマとするセミナーが10月19日(木)北海道経済センタービルで開催されました。
(株)FECマネージメントと日露エコノミックスセンター(株)が経済産業省・ジェトロの補助を受けて開催、経済産業省北海道経済産業局、札幌市、札幌商工会議所、ハイエックが共催者として参画しました。
セミナーでは、冒頭、ノヴォシビルスク市と姉妹都市提携している札幌市の本山亮治経済戦略推進課長がノヴォシビルスク市の概要や両市の交流経過などを紹介したのち、シベリア北海道文化センターのプリク・イリーナ副館長とノヴォシビルスク州投資発展庁 ゾズリャ・ユー リー理事長が「ノヴォシビルスク市場の魅力」などについて講演を行いました。
来年(2018年)2月には、ノボシヴィルスク市で開催される展示会「ShibBuild 2018」に併せて、札幌市が初めてビジネス交流会を開催の予定です。
セミナーの詳細は、次号のHoppoken誌冬号(2018年1月発行予定)に掲載します。
セミナーには100名を超える企業関係者などが参加
日本留学フェア2017(ベトナム)に参加
ハイエックは、独立行政法人日本学生支援機構が主催する日本留学フェアに参加し、昨年度に引き続きベトナムのホーチミン市とハノイ市で、北海道留学をプロモーションするとともに、北海道や道内各大学のPR資料を配布しました。
ダーラナ・シンフォニエッタ表敬訪問
日瑞国交樹立150周年事業の一環で来年9月に来日するダーラナシンフォニエッタ(スウェーデン中部・ダーラナ地方の交響楽団)事務局長エバ・エルドマンさん、音楽監督で声楽家でもあるカーリン・ホルダーさんが来道し、HIECCを訪問しました。前日にはスウェーデン交流センター主催のミニコンサートに出演し、コンサート会場となるキタラ大ホールを視察したり、大倉山ジャンプ競技場など札幌観光を楽しんだとのこと。「スウェーデンの風景と北海道の風景には共通するものがある」と話していました。2018年9月23日のコンサートでは新進気鋭のダニエル・ブレンドゥルフ(ダーラナシンフォニエッタ常任指揮者・音楽監督)が指揮する予定とのことで「素晴らしいコンサートになるはず」と期待を膨らませていました。
高校生・アジアの架け橋養成事業「ラオス訪問」
ハイエックでは、明日の北海道を担う高校生をアジアの開発途上国に派遣し、格差や環境問題などを身近に考えることを通して人材育成を図る「アジアの架け橋養成事業」を実施していますが、今年度は、高校生10名をインドシナ半島のラオス人民民主共和国に7月30日から7日間の日程で派遣しました。一行は、首都ビエンチャンやラオス中部のカムワン県ターケークを訪れ、日本のNGOの活動現場や子ども文化センターなどを視察、交流し、8月5日に帰国の予定です。
カルチャーナイト2017に参加しました
7月21日夕、夜半から大雨との予報の中、道庁別館12階のハイエック会場に、たくさんの皆さんにご来場いただき、留学生とお話をする”World Cafe”や、「世界の あそび・クイズ」で楽しんでいただきました。
JICA 研修 コートジボワール・参加型地域開発のための地方行政コース研修員ニセコ町片山町長表敬
HIECCがJICA北海道から受託している「コートジボワール・参加型地域開発のための地方行政コース」の9人の技術研修員が、ニセコ町の片山健也町長を表敬訪問しました。片山町長は「ニセコ町の町政は住民参加が基本です」と話し、研修員は大きく頷いていました。
7月15日から東京で始まった本研修は日本の基礎自治体の住民参加型の地方行政の先行事例を東京・道内で学び、21日に終了する予定。
平成29年度第2回北方圏講座開催
北海道スウェーデン協会との共催による今年度第2回目の北方圏講座が6月29日(木)午後5時から札幌市のセンチュリーローヤルホテルで開催されました。今回は、昨年7月から当別町のスウェーデン交流センターで勤務するスウェーデン出身のエレノア・セザーさんが「私が思う日本人の異文化交流感覚」と題し、講演を行いました。(講演の概要は、次号Hoppoken誌=8月発行に掲載予定)
平成29年度HIECC通常総会が開催されました
平成29年6月19日(月)、ホテル札幌ガーデンパレスにおいて今年度のハイエック通常総会が開催され、先の理事会で承認された平成28年度事業報告と平成29年度事業計画・予算が報告されるとともに、平成28年度決算と理事の補充選任案が審議され、いずれも提案どおり承認されました。
総会終了後、在札幌アメリカ合衆国総領事館のレイチェル・ブルネット-チェン首席領事を講師にお迎えして「次世代につなぐ日米関係」をテーマに国際理解講演会が行われ、最後に、ブルネット-チェン首席領事を囲み、ハイエック会員、新旧役員、講演会参加者による交流会が開催され、親交を深めました。
なお、総会及び国際理解講演会の概要については、次号の季刊Hoppoken誌で改めてご紹介します。
総会の様子
佐藤俊夫会長による開会挨拶
来賓を代表し、遠藤連北海道議会議長が挨拶
レイチェル・ブルネット・チェン在札幌米国総領事館首席領事による講演
JICA研修 上水道施設技術総合(B)コース開始
HIECCがJICA北海道から受託している「上水道施設技術総合(B)コース」のエチオピア、ナイジェリア、マラウイ、ザンビア、エジプト、ネパールからの6カ国9人の技術研修員が、研修実施主体である札幌市水道局・池田佳恵水道管理者を表敬訪問しました。本研修は8月中旬まで続き、札幌市のほか仙台市、広島市、大阪市、東京都等を訪問し、日本の水道技術を学ぶ予定です。
「在北海道外国公館・ 通商事務所等協議会」平成29年度総会開催
日時 5月25日(木)13:30~
会場 プリンスホテル札幌パミール館
今年度の在北海道外国公館・ 通商事務所等協議会総会は各総領事館、名誉領事館等から 代理の方も含め、21名が出席し、▽平成28年度の事業報告▽平成29年度の事業計画▽会長・副会長の改選について、いずれも提案通り承認されました。
平成29年度第1回HIECC理事会が開催されました。
日時 5月22日(月)13時30分から
会場 ホテルポールスター札幌 4階「ラベンダー」
今年度第1回理事会には19人の理事と監事2名が出席し、①28年度の事業報告並びに決算、②29年度通常総会の招集、③理事の補充選任案がいずれも提案のとおり承認されました。今年度の通常総会は、6月19日(月)15時より、ホテル札幌ガーデンパレスで開催されます。
平成29年度第1回国際情勢セミナー(ロシア経済セミナー2017)開催
日時 平成29年5月10日(水) 15時~17時35分
会場 北海道大学学術交流会館 小講堂
下斗米伸夫法政大学教授らが登壇したハイエック共催事業の第1回国際情勢セミナー『日ロ関係の展望~「日ロ経済協力」と「共同経済活動」の行方』が、120名の参加を得て開催されました。
<<セミナー概要はこちら>>
平成29年度第1回北方圏講座「チェーホフとサハリン」開催
日時 平成29年4月27日(木) 14時~16時30分
会場 北海道立文学館 地下1階講堂
一般財団法人北海道北方博物館交流協会設立30周年記念講演会を兼ねた今年度第1回目の北方圏講座が、ロシアを代表する作家であり、また医師でもあったアントン・チェーホフのサハリン州滞在の足跡を研究するチェムール・G・ミロマーノフ ロシア・サハリン州郷土誌博物館長を講師に迎えて開催されました。
「ユース・エコ・フォーラム 2017」開催
・ 日 程:2017(平成29)年4月13日~16日
・ 開催地:ロシア連邦ヤマロ・ネネツ自治管区・サレハルド市
・ テーマ:「北極圏 ~ 私達のホーム」
北方圏地域の高校生が環境問題をテーマに交流する「ユース・エコ・フォーラム」が3年ぶりに開催され、北海道から2名の高校生が参加しました。