公益社団法人 北海道国際交流・協力総合センター
HIECC/ハイエック(旧 社団法人北方圏センター)
Hokkaido International Exchange and Cooperation Center
5月28日(火)午後3時30分から、スウェーデン交流センターとの共催により、第2回北方圏講座「スウェーデン・セミナー」を開催しました。
今回は、駐日スウェーデン大使館ヴィクトリア・フォルシュルンド=ベラス講師/代理大使をはじめ3名の講演が行われました。
最初にビクトリア公使が登壇し、日本スウェーデン国交150周年を迎えた昨年の記念イベントを紹介するとともに、スウェーデンの移民問題や男女共同社会参加などスウェーデンの現状について様々な話題を提供されたのに続き、北海道スウェーデン協会事務局長目黒聖直氏が、スウェーデンの福祉を参考とする「貧富の差と国の福祉の考え方」について講演、最後に、昨年度スウェーデン北極星勲章を受賞された川崎一彦東海大学名誉教授が、「Beyond 2018~日本とスウェーデンの150年から考える、次に向けての提言」と題し、健常者ばかりでなく障害者なども含めた幅広い交流を模索する取り組みを提案しました。このように3人の方々からの講演は日本・北海道とスウェーデンの交流を考えるうえで大いに参考となるもので、有意義なセミナーとなりました。