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2021/3/03/
北海道災害支援多言語サポーターオンライン研修会を2月28日(日)に開催しました

 2月28日(日)、一般財団法人ダイバーシティ研究所の田村太郎氏を講師にお迎えし、講演と15名の参加者によるグループワークの2部構成で実施しました。

 講演では「災害時の外国人支援~コロナ禍における配慮事項をふまえて~」と題し、阪神・淡路大震災や東日本大震災、また西日本豪雨被害で実際にあった例を示し、災害時における外国人特有の困りごとなどについての事例が紹介されました。特に、発災後に避難所等で不安な状況下にある在住外国人に接するとき、災害支援多言語サポーターが「周囲の日本人と繋いでくれる」という安心感を提供することの重要性について触れると、参加者は画面越しで頷きながら共感していました。

 その後、3グループに分かれ、災害発生時のケーススタディを行いました。講師が示した10の事例は、過去の災害において、実際に外国人から寄せられた困りごとで、各参加者が一つ一つにどのように対応したらいいか積極的に意見を出し合いました。参加者からは、「外国の方に限らず、安心を基本に置いた情報提供の重要性について考えさせられる良い機会となりました」と感想がありました。

 

 

 

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