ハイエックは道内高校生8人を対象に高校生世界の架け橋養成事業として2023年11月からオンライン事前研修を3回、2024年1月にマレーシアに派遣しました。本事業では道内高校生の国際理解の促進を目指すとともに、キャリアプランの参考となる内容を盛り込みました。前半は親日的な教育団体PAMAJAの協力を得て、田舎暮らし体験、公立高校2学年との交流、ホームステイプログラム、モスク体験、観光省訪問（イスラムツーリズムの勉強）、料理交流などを実施しました。後半はペナン島に移り、ＪＩＣＡプロジェクトサイト訪問、ペナン島歴史学習、クアラルンプールに戻りＪＩＣＡ在外職員からキャリアガイダンスなどを受けました。

参加者からは「イスラム教徒、ヒンズー教徒、マレー系、中国系など複数の宗教や人種が共生しているエネルギーを感じた」などの感想が聞かれ、多民族共生社会のダイナミズムに触れる機会となっていました。